yokoyama> OS:winXP proでバージョンを4.0から4.2.3までためしてみると、一直線に出力されましたが、
yokoyama> 他の部分を修正する必要が出てくるため、
yokoyama> できればバージョン4.6付近で解決できればと思っています。

こちらでも現象を確認しました。正確に言えば 4.2.3 などのバージ
ョンだとうまくいくのではなくて、新しいバージョンでは、key のフ
ォント指定がちゃんとできるようになったため、それに応じて起きて
いる問題のようです。古いバージョンでうまくいっているのは、多分
指定されたフォントが使われていなくて、デフォルトのフォントが使
われるためにうまくいっているようです。

yokoyama> set term emf monochrome size 345,310 font "Ryumin-Light-EUC-H" 7;
yokoyama> fontは、"Times-Roman"をためしましたがうまくいきませんでした。

ついでにいえば、このフォント指定はおかしなところがあります。ま
ず、

・古いフォント指定の記法: "<fontname>" <fontsize>
・新しいフォント指定の記法: font "<fontname>,<fontsize>"

なので、この両者が混在したような不正な指定になってます。

また、emf では win と同じ、MS-Windows 用のフォント名を指定する
ので、Ryumin-Light-EUC-H (EUC-JP エンコード用の PostScript フ
ォント名) は正しくありません。

行末の ; も不要です。

なお、set term でフォント指定をすると、グラフ全体のフォントが
変わってしまいますが、現在は描画要素毎にフォント指定ができるの
で key のフォントだけ変えたいならば、set key font でフォント指
定をするといいでしょう。

yokoyama> set key inside left top;
yokoyama> set key Left reverse;
yokoyama> set key box;

これらも行末の ; は不要です。

とりあえず、key のフォントが小さい場合に、上下の位置合わせがう
まくいっていないようなので、key だけデフォルトフォントに戻せば
とりあえずはいいんじゃないでしょうか。

set term emf monochrome size 345,310 font "Times-Roman,7"
set out "test.emf"
set title "Title font = Times-Roman, 7"
set key font "Arial,12" # EMF terminal のデフォルト
set key inside left top
set key Left reverse
set key box
plot sin(x) t "sine", cos(x) t "cosine"
set out

key フォントの上下の位置合わせがうまく行かない問題については
少し調べてみますが、どうやら win terminal 上の「EMF 出力」だ
と小さいフォントの位置合わせも正確に行われているようですから
その方法を使う、という別解もあります。

〔ツリー構成〕

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