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764 X11 terminal の mbfont patch |
2005/2/4(金)21:39 - 竹の - nolm01.iee.niit.ac.jp - 1085 hit(s)
先日アナウンスした mbfont patch を gnuplot-beta ML に送ったらさっそく
Ethan Merritt さんから好意的な反応を頂いて、今彼の助言に従って、時間
が取れたときに少し修正を行なっているところです。
ところで、彼の言うのには、
・彼のところでは ja_JP.EUC-JP よりも ja_JP.UTF-8 環境の方が都合がいい
・しかもこの ja_JP.UTF-8 なら sazanami-{gothic,mincho}.ttf だけでフォ
ントは足りる (TrueType の fonts.dir も送ってもらいましたが、色んな
encoding のフォントにマッピングされていましたが、そういうことができる
X のサーバを使っているんだと思います)
・ところが、その ja_JP.UTF-8 上でテストすると、一部が文字化けする
ということでした。
うちで ja_JP.UTF-8 が確認できるのは Solaris 8 だけなんですが、この上
だと sazanami-*.ttf だけでは足りません。TrueType フォントを X で利用
する機能は、どうも Solairs では jisx*, iso8859-* 等の encoding への
マッピングしかできないようですし、省略フォント名の指定も通常のフォン
トと TrueType フォントの場合の仕様が異なるようで、Solaris では彼の状
況が残念ながら再現できません。
それでお願いなのですが、どなたか (多分 Linux) LC_ALL=ja_JP.UTF-8 上で
sazanami-*.ttf で彼のいう状態を再現できるかたはおられないでしょうか。
彼がテストしたのは、以下のスクリプトを UTF-8 に変換したものです。
----- ここから -----
set term x11 font "mbfont:kana14;k14"
set xlabel '漢字: これは xlabel'
set ylabel '漢字: これは ylabel' font 'Ryumin-Light-EUC-H,24'
set label "回転する日本語フォント" rotate by 60 \
font 'GothicBBB-Medium-EUC-H,24' tc lt 3
plot sin(x) title '漢字: これは sin(x)'
----- ここまで -----
csh でいうところの
setenv LC_ALL ja_JP.UTF-8
./gnuplot
でテストしたそうで、その結果は以下のようになったそうです。
http://takeno.iee.niit.ac.jp/~shige/unix/gnuplot/data/ja_JP.UTF-8.png
この表示に失敗している部分はデフォルトのフォントで、本来なら上の
script では "kana14:k14" が担当するのですが、実際には ja_JP.UTF-8 では
kana14:k14 の指定では必要なフォントが足りなくて結局 FallbackfontMB か
Fallbackfont が使われているはずで、彼の出力を見た感じではどうやら
FallbackfontMB での代用にも失敗して Fallbackfont (8 bit フォント) に落
ちているようなんですが、その失敗の部分が困るので、ja_JP.UTF-8 の場合に
(そして sazanami-*.ttf を利用した場合に) ちゃんと失敗しない適切な
FallbackfontMB の名前を与える必要があります。それを調べるのが目的です。
以上よろしくお願い致します。
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【764】 X11 terminal の mbfont patch 2005/2/4(金)21:39 竹の (2283) |
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